どうも、成瀬です。
ブロガーなら一度は聞いたことがあるセリフ。
それが、
「ブログで稼ぎたいなら100記事書け!」
かつての成瀬も、これを信じてひたすら記事を量産していました。
でも――
結果は、収益ゼロ。
(マジで1円も稼げませんでした)
なぜか?
“ブログで稼ぐ本質”を知らずに、ただ記事を書いていただけだからです。
というわけで今回は、あなたの時間と努力をムダにしないために、
“知らないとマズい真実”を、ぶっちゃけでお話しします。
準備はいいですか?
それでは、いきましょう。
ブログ100記事書いても稼げない理由
まず、結論から。
記事数と収益は比例しません。
ブログを100記事書こうが、1,000記事書こうが、
「売れる仕組み」ができていなければ、1円も稼げないんです。
多くの人が取り組んでいる「ブログで稼ぐ方法」として代表的なのが、アフィリエイト。
これは、自分のブログで商品やサービスを紹介し、
それを読者が購入すると、アフィリエイト報酬が手に入る――という仕組みですね。
でもここで大事なのは、
記事を量産したからといって、売れるわけじゃない
という現実。
ブログで収益を発生させるには、
- 読者に「価値ある情報」を届ける
- その情報が「読者の行動(購入)」につながる
- その結果として、アフィリエイト報酬が発生する
という**一連の流れ=“売れる仕組み”**が必要です。
だからこそ本来の順番はこう。
- 売れる仕組みを作る
- その仕組みに沿って記事を増やす
なのに、
この順番を無視して、いきなり「2. 記事数を増やす」から入ってしまう人が多すぎる。
結果、価値提供もなければ、読者の悩み解決にもなっていない。
“売れる土台がないまま記事を量産している”状態になっているわけです。
これでは、何記事書こうが、収益は発生しません。
言ってしまえば、エサのついてない釣り針を、100本ひたすら海に垂らしてるようなもんです。
「これだけ本数あるんだから、いつか魚が食いつくだろ!」って信じてるんだけど――
残念ながら、魚はそんなにバカじゃない。
エサがなきゃ、いくら釣り糸垂らしても、スルーされて終わりです。
ちなみにですが、ちゃんと戦略的にやれば、
たった10記事でもマネタイズは可能です。
事実、成瀬の周りには「10〜20記事で月数万円を稼ぎ始めた人」もゴロゴロいます。
大切なのは、**量よりも「設計」と「価値提供」**です。
『ブログ100記事書けば稼げる』の、本当の意味
いきなりショッキングな話をしてしまったので、
もしかしたら今こんな気持ちになってるかもしれません。
『えっ…100記事書けば稼げるって信じてたのに…嘘だったの?』
うん。正直、成瀬も当時はそう思いました。
僕自身、この言葉を信じて、100記事以上ブログを書きました。
朝起きて、夜までPCに向かって、寝る前に「明日も1記事書こう」と気合を入れて。
ひたすら、ひたすら積み上げてきました。
結果。
収益は、1円。いや、正確には0円でした。
しかも、期間にして3年間。
時間も、エネルギーも、希望も、だいぶすり減りました。
だから、「100記事神話」にすがっていた人の気持ちは、痛いほど分かります。
でも。
この言葉には、本来ちゃんとした“意図”があるんです。
『ブログ100記事書けば稼げる』っていうのは、
**「稼げるようになるには、それくらい練習が必要だよ」**という意味なんです。
・最初は文章もうまく書けない
・ターゲットも曖昧
・導線も知らない
・SEOもピンとこない
だから、まずは100記事ぐらい書く中で試行錯誤して、
ようやく「土台」が整ってくる。
そういう意味での“100記事”なんです。
あくまで“比喩”です。
決して、
「100記事書けば、自動的に稼げるようになるよ!」
という魔法の言葉ではないんです。
もしこの言葉を“文字通り”受け取っていたのなら――
今日からその呪縛は手放して大丈夫です。
今のあなたに必要なのは、量ではなく、戦略と方向性です。
戦略的にブログ運営すれば稼げるようになる
じゃあ結局どうすればいいのか?
答えはシンプルです。
ただ闇雲に記事を書くのではなく、戦略的にブログを運営すること。
これに尽きます。
昔の僕みたいに、「とりあえず毎日更新しよう」「思いついたことを記事にしよう」と、
無計画に記事を積み上げても、稼げるようにはなりません。
なぜなら、稼げるブログには**“設計図”があるから**です。
たとえば、
- 誰のどんな悩みを解決するブログにするのか?
- その人はどんなキーワードで検索してくるのか?
- どんな記事で集客し、どこでマネタイズするのか?
こういった流れがあって、初めてブログは“ビジネス”として機能します。
つまり、戦略的にやるっていうのは、
「明確なターゲット」を決めて「特化ジャンル」で勝負すること。
雑記ブログのように、誰に向けてるか分からない記事をバラバラに書くのではなく、
特定の1人に向けた、深い悩み解決の積み重ねをしていくんです。
ブログは日記じゃありません。
れっきとしたビジネスです。
どれだけ頑張っても、
読者に価値を提供できていなければ、お金は1円も生まれません。
ちょっと想像してみてください。
あなたがふらっと入ったラーメン屋で、
出てきたラーメンが激マズだったとします。
たぶん、こう思いますよね?
「うわ、ハズレ引いたわ…二度と来るか」
でも、その店主がこう言ってきたらどうでしょう?
「このラーメン、夜通し仕込んで魂込めて作ったんです!
どうかまた食べに来てください!」
……いや、申し訳ないけど、行かないですよね。
気持ちはわかる。でも、それはお客さんには関係ない。
ビジネスって、そういう世界です。
「頑張ったかどうか」ではなく、
「相手にとって価値があったかどうか」
ここがすべて。
ブログもまったく同じです。
記事をいくら頑張って書いても、
誰にも届かず、誰にも刺さらず、誰の悩みも解決できなければ――
その努力は、残念ながら成果に結びつきません。
「価値提供を前提とした戦略」があって、
はじめて“頑張り”が報われる世界なんです。
1人の読者に向けて記事を書く
ここまで読んだあなたなら、
「ただ記事数を増やせばいいわけじゃない」ってことは、もう理解できたはず。
じゃあ、これからどうやってブログを書いていけばいいのか?
“たった1人の読者”に向けて、記事を書くこと。
コレを徹底することです。
多くの人がやってしまう失敗は、
「とにかくたくさんの人に読んでもらいたい」と思って、
全方位に向けた“ぼんやりした記事”を書いてしまうこと。
例えば、
- 初心者にも上級者にも向けて書く
- 20代女性にも50代男性にも刺さるようにする
- ダイエット記事に恋愛の話も混ぜてしまう
こういうのって、実は誰の心にも刺さらないんですよ。
ブログは、不特定多数に向けて叫ぶ場所ではありません。
“特定の誰かの、特定の悩み”に寄り添う場所なんです。
それが価値となり、ブログでの収益を生むきっかけになります。
たとえば、あなたのブログが「転職に悩む30代会社員向け」だったとしましょう。
その場合、記事はこんなふうに書くべきなんです。
「今の職場にモヤモヤしているけど、転職に踏み出せないあなたへ」
「毎日ギリギリで働いて、ふと『このままでいいのか』と思っているあなたへ」
こんなふうに、特定の悩みをピンポイントで絞り、読者の心の声を代弁するように語りかける。
すると、読者は「これ、自分のことだ…」と感じて、
グッと引き込まれていくわけです。
しかも、この“たった1人に向けて書く”という意識は、
そのままタイトル、記事構成、収益までの導線、すべてに生きてきます。
- どんな悩みに答えるのか?
- どんな解決策を示すのか?
- 読み終わった後、どんな行動をしてほしいのか?
これらを1人の読者に向けて考えるだけで、
記事の精度が驚くほど上がります。
記事の方向性に迷ったときは、こう自分に問いかけてみてください。
「この記事、誰のために書いてる?」
「その人はどんな悩みを抱えてる?」
「読み終えたとき、どんな気持ちになっていてほしい?」
この問いにちゃんと答えられるようになれば、
もう記事で迷子になることはありません。
ブログで稼ぐためには、
「売れる仕組み」を理解し、
「戦略的に運営」し、
「1人の読者に向けて価値ある記事を書く」こと。
この3つが揃って、はじめて収益が発生します。
つまり――
“記事数を増やせば稼げる”なんてのは幻想で、
本質はもっとシンプルで、もっと人間的なものなんです。
最後に
ブログは、努力した人が報われる世界……じゃありません。
でも、正しく努力すればちゃんと結果が出る世界です。
かつての成瀬のように、
「100記事書けば稼げる」と信じて、
ひたすら積み上げたのに成果が出なかった人。
きっとあなたも、似たようなモヤモヤを感じていたんじゃないですか?
でも、この記事を読んだ今のあなたは、もう大丈夫。
- 記事数と収益は比例しないこと
- 稼ぐには「戦略」と「価値提供」が必要なこと
- 誰に向けて書くかを明確にすれば、成果につながること
これらを理解したあなたは、
「努力してるのに稼げないループ」から抜け出す準備ができたってことです。
ここでひとつ、大事なことを言いますね。
ブログって、画面に向かって書いてるだけだから、
つい雑に扱ってしまったり、自己満足で終わったりしがちなんですよね。
でも――
その画面の向こう側には、確かに「生きた人間」がいます。
悩んで、困って、スマホで必死に答えを探して、
あなたの記事にたどり着いた“誰か”がいるんです。
その人の悩みに、本気で寄り添える記事を書けたら――
あなたのブログは、ちゃんと読まれるようになります。
感謝されるようになります。
そして、自然と「売れる」ようになります。
だからこれからは、
数をこなすことよりも、
“1人にどれだけ価値を届けられるか?”
を意識してみてください。
そうすりゃ、ブログで稼げるようになりますよ。
ではでは、今回はこのへんで。
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