どうも、成瀬です。
ブログ、稼げてますか?
『頑張って記事を書いても収益ゼロなんですが…』って人、正直めっちゃ多いです。
でも、稼げない人にはある“共通のやらかしパターン”があります。
今回は、初心者が陥りがちな“7つのミス”を、成瀬がスパイス多めの辛口スタイルでぶった斬っていきます。
ひとつでも当てはまってたら要注意ですよ。
じゃ、いきましょう。
ただの日記になっている
昔の僕もそうだったんですけど、
『今日はカフェでコーヒーを飲みました!』
『ブログ3ヶ月目!毎日更新頑張ってます!』
みたいな記事、めっちゃ書いてたんですよ。
でも、今なら分かります。
それって読者からすると――
「いや、知らんがな」なんですよね。
本人は一生懸命書いてるつもりでも、
読み手にとっては何の価値もない“ただの日記”になってる。
特に初心者ほど、「自分の頑張り」や「日々の感想」みたいな、
“書きやすいこと”を選びがちなんですよ。
気持ちはめっちゃ分かる。
分かるんだけども…
残念ながら、それってブログじゃなくて“日記帳”なんですよ。
ブログの根本は、
「誰かの悩みを解決するために書くもの」。
残酷なようですが、読者は“自分にとって価値がある文章”しか読みません。
なのに、「自分が書きたいこと」ばっかり書いてると、
いつまで経っても「読まれる側」には立てない。
これ、地味に致命傷です。
■じゃあどうするか?
まず、“主語”を変える。
「私はこう思いました」じゃなくて、
「あなたはこうすれば変わりますよ」っていう視点で書いてみてください。
・この記事で誰が救われるのか?
・読んだ人は何を得られるのか?
その問いがないまま書くと、ほぼ100%読まれません。
読者は“あなたの頑張り”じゃなくて、
“自分の悩みを解決してくれる言葉”を探してます。
ブログで結果を出したいなら、
まずはそこにちゃんと応えること。
それが、“読まれるブログ”への第一歩です。
誰も興味の無いテーマを選んでる
「好きなことで稼ぐ」
こんなセリフ、数年前に流行りましたよね。
で、ブログ界隈でも流行ったんです。
好きなことを発信してマネタイズしましょう!みたいなね。
そういった言葉を信じてブログを始めた人も多かったんですが、多くの人は稼げずに消えていきました。
なぜか?
ブログは需要を満たすテーマじゃないと稼げないからです。
「自分の好きなことを書いてれば、いつか読まれるようになりますよ!」
みたいな言葉も、よく見かけました。
でも、現実はそんなに甘くないんです。
好きなことを書いてても、誰にも読まれない――そんなケースが圧倒的に多い。
たとえば、「自分がハマってる趣味」とか「感動したアニメの感想」とか。
たしかに“熱量”はあるし、“書きやすい”んだけど……
それって、今この瞬間に“求められてる話題”じゃないことが多いんですよ。
つまり、読まれない。
当然、収益にもつながらない。
ブログって、
「好きなこと」より「求められてること」を書くゲームなんです。
しかもこれ、「じゃあ嫌いなことを書け」って意味じゃないんですよ。
“需要のあるテーマの中から、自分が書けそうなものを選ぶ”っていう発想が必要なんです。
たとえば、観葉植物が好きなら、
「初心者におすすめの育て方」「水やりの頻度」みたいな検索される切り口で書けばいい。
“好き”を武器にしつつ、ちゃんと読まれる場所で戦うってこと。
ここを勘違いしてると、
「自分語りの森」でひとりポツンと記事を書き続ける人になります。
そして、「やっぱり自分には向いてないのかも…」って辞めていく。
違うんです。向いてないんじゃなくて、戦ってる場所がズレてただけ。
■じゃあどうするか?
ブログを書く前に、「そのテーマ、検索されてる?」を必ずチェック。
• Googleの検索サジェスト
• ラッコキーワード
• 実際に上位表示されてる記事の傾向
• 誰のどんな悩みに刺さるか?
このへんを軽く調べるだけでも、ズレた努力を回避できます。
「好きなこと」を捨てるんじゃなくて、
「好き」と「需要」を掛け算する。
そうすれば必然的に読者はついてきます。
文字装飾に時間をかけすぎる
ブログ初心者あるあるなんですけど、
記事を書くときに、やたら“見た目”にこだわっちゃう時期ってあるんですよね。
実際、僕もブログ始めたての頃は、装飾ばっか気にしてました。
『見出しの色はどれが読みやすいかな…?』
『ここ、太字?いや赤文字?』
『吹き出し入れてみる?いや、やっぱやめとく?』
……みたいな感じで、文字よりデザインに時間を使ってたんですよ。
装飾すると、なんか「工夫してる感」があるし、作業してる気にもなるんですよね。
でも、今ならはっきり言えます。
ぶっちゃけ、記事の内容が良ければ装飾なんて最低限でOKです。
むしろ、稼げない人ほど「装飾ばっか頑張ってる」問題にハマってます。
「1記事に3時間かけた!」って達成感だけはあるけど、
あとから見返すと――
内容スカスカ、装飾だけキラッキラ。
で、結局あとからリライトするハメになるっていうね。
たしかに、最低限の見やすさは大事です。
でも、それ以上に大事なのは中身=コンテンツそのもの。
読者が求めてるのは、
「カラフルな装飾」じゃなくて――
「悩みを解決してくれる情報」なんですよ。
タイトルで興味を引いて、本文でちゃんと答えを渡す。
これが、“読まれるブログ”の最低条件です。
■じゃあどうするか?
装飾は、使うパターンを3つに絞りましょう。
• 黒太字(強調したいところ)
• 赤太字(特に目立たせたいところ)
• 黄色マーカー(要点・補足)
これだけ。ほんとに、これだけで十分です。
逆に、あれこれ装飾を増やすと
ブログ全体の統一感もなくなるし、
毎回「どの装飾にしよう…」って悩む時間も増えます。
で、そのぶん記事の中身が薄くなる。
その時間、リサーチや構成に回した方が100倍マシです。
読まれるブログ=“中身に時間をかけてるブログ”です。
複数のノウハウに手を出す
これは僕も昔やらかしてたんですが――
ブログを始めたばかりの頃って、
いろんな発信者のノウハウを見ては、
「なるほど…!こっちのほうが正解かも?」ってすぐ方向転換しちゃうんですよね。
『SEOが大事って言われたから、まずはキーワードをしっかり…』
『いや、やっぱ毎日更新の方が大事ってこの人は言ってるな…』
『この人は「商品ありきで記事書け」って主張してるし…』
『うわ、別の人は「SEOはもう終わり。ファン化が全て」って言ってる…』
……で、どうなるかというと、
どれも中途半端。何ひとつ身につかない。
これ、完全に“ノウハウコレクター”状態です。
新しい情報を仕入れて“学んだ気”にはなるけど、
実力にはまったく結びつかない。
ノウハウって、使いこなしてナンボ。
覚えただけで稼げるなら、
みんな本読んで月100万いってます。
でも実際は、
「試して→失敗して→改善して」って流れを踏まないと精度なんて上がりません。
中途半端にいろんなことをかじってるうちは、
何も積み上がらないまま、時間だけが過ぎていきます。
■じゃあどうするか?
まずは、1つのノウハウに絞って徹底的にやる。
ブログで稼ぎたいなら、まずはブログに全集中。
記事の書き方、キーワード選定、構成…全部ひとつずつ丁寧に潰していく。
ノウハウを切り替えるのは、
「今のやり方を自分なりに使いこなせるようになってから」でOKです。
そしてもうひとつ大事なのが、情報源を絞ること。
Xとかで色んな人の発信を見てると、
それぞれ言ってることがバラバラで、だんだん訳が分からなくなってきます。
だからこそ、
「この人だ」と思える発信者を1人だけ選んで、まずは“思考停止レベル”でやってみる。
その人のやり方が自分に合うかどうかは、
「やり切ったあと」にしか分かりません。
焦ってアレコレ手を出すよりも、
まずは1つの道を、真っ直ぐに進むこと。
それが、遠回りのようで最短ルートです。
ブログ初心者同士でつるむ
最初の頃って、ほんとに孤独なんですよね。
アクセスもない、反応もない。
だから、誰かと繋がりたくなる気持ちが出てくるのも当然。
僕も昔、Xで「ブログ仲間募集!」みたいな投稿にいいねしまくってました。
で、そこで生まれるのが――
“初心者同士の励まし合いサークル”。
「今日も更新できましたね!」
「お互い頑張りましょう!」
「アクセスは少ないけど、めげずに続けましょう!」
……うん。優しさはある。ぬくもりもある。
ときにはブログを継続するモチベーションをもらえることもあります。
でも、冷静に言うと、そこに“成長の種”はあんまり無いんですよね。
たとえるなら、
泳げない人同士で手を取り合って、プールに飛び込んでる状態。
「沈んでも一緒だから怖くないね!」みたいなノリです。
でも、それじゃ浮かびません。
事実、ブログ初心者のアカウントは比較的短期間で更新されなくなることが多いです。
『あれ?〇〇さん、最近見かけないな…』
と思ってプロフィールを見ると、**「3ヶ月前の投稿で止まってる」**みたいなこと、ザラにあります。
成長したいなら、
「今の自分にない視点」を持ってる人と関わるのが一番です。
■じゃあどうするか?
仲間を作るなら、まずは「学びになる人」と繋がること。
理想は、
“憧れの人から学びながら、自分よりちょい先にいる人とつるむ”って構図です。
自分より結果を出してる人の言葉って、
一言一言に“実体験ベースの説得力”があるし、
自分の視野も一気に広がります。
そして、「ちょい先を走ってる人」の存在がいると、
「自分もあと少しでそこに行けるかも」って思えて、継続する力にもなる。
正直、誰と絡むかで、ブログの未来はほんとに変わります。
ぬるま湯の中で慰め合うより、
ちょっと緊張感のある場所で、自分を鍛えていく方が、
あとあと「やってて良かった」って思えるはずです。
自己流のやり方で運営
さっきのノウハウコレクターと逆なんですが、
「自分はこう思うから、こうやってるんだよね」
これ、ブログにおいては――
けっこう危ないワードです。
特に、まだ結果が出てないうちは、
その“自己流”ってほぼ確実に「ズレてる方向への全力疾走」になってることが多い。
僕も最初はそうでした。
「自分なりに工夫しながらやったほうが、伸びるんじゃね?」って。
でも、今ならはっきり言えます。
まずは型を守るのが最優先。
いきなり自己流でやるのって、
地図も持たずに登山して「勘でいけるっしょ!」って突っ込んで遭難するのと同じです。
ここでちょっとだけ、
武道や芸術の世界でよく言われる“守破離”って考え方を紹介させてください。
• 守(しゅ)=型を忠実に守る
• 破(は)=型を理解して、破ってみる
• 離(り)=型から離れ、自分なりの表現を確立する
っていう3ステップのことなんですけど、
これってブログにもドンピシャで当てはまります。
成果を出してる人は、だいたいこの流れで伸びてます。
最初にしっかり“守”をやるから、
後で“破”や“離”が活きる。
でも、稼げない人ほど“守”をすっ飛ばして、
いきなり“離”にいこうとするんですよね。
そりゃ上手くいかないのも当然です。
■じゃあどうするか?
まずは、成果を出してる人の型を“そっくり真似る”くらいでちょうどいいです。
これができてないと、
そもそも何が正しくて何がズレてるかも判断できない。
たとえば記事構成、タイトルの付け方、アフィリリンクの貼り方――
全部、成果を出してる人の“完成形”をマネしてみる。
「なぜこの順番なのか?」
「どんな意図でこの表現を入れてるのか?」
そんなふうに観察しながら真似すると、
だんだん自分の中にも“型”が染み込んできます。
そしたら、自然と「自分のスタイル」がにじみ出てくる。
最短距離で結果を出すなら、とにかく真似する一択です。
他人と比較して落ち込む
最後に紹介するのは、一番やっちゃいけないミスです。
それが――他人と比較すること。
Xを開くと、こんな投稿が流れてきませんか?
「ブログ1ヶ月で初収益出ました!」
「たった10記事で5桁達成しました!」
「一発でアドセンス合格しました!」
……見たことありますよね?
で、それを見て――
「なんで自分は…」って落ち込んじゃう人、めっちゃ多いんです。
努力してるはずなのに、なかなか伸びない。
なのに、タイムラインでは“成功者”っぽい人が次々と現れる。
そうなると、
「やっぱ自分には向いてないのかな…」って、
気持ちが一気に冷めたりするんですよね。
でも言わせてください。
他人と比べて落ち込むのって、マジで意味ないです。
たとえるなら――
筋トレ始めたばかりの人が、いきなりボディビルダーと並んで「自分、全然ダメだ…」って凹んでるようなもの。
いやいや、そりゃレベル違いますやん。落ち込む必要ないですって。
憧れとして見るのはOK。
でも、比較して自分を否定し始めたら、それはもう毒でしかない。
しかも、SNSで流れてくる“成功報告”って――
氷山の一角どころか、演出された断片だったりします。
その裏で、
・100記事書いても1円も出なかった人
・毎日投稿しても読まれなかった人
・何度もアカウント作り直した人
みんな、裏では相当もがいてるんですよ。
でも、そういう“失敗の積み重ね”って、基本表に出てきません。
■じゃあどうするか?
比較するなら、“他人”じゃなく“過去の自分”です。
・昨日よりも1ミリでも前に進めたか?
・前より深くリサーチできたか?
・少しでも読みやすい文章が書けたか?
その積み重ねだけが、自分を育ててくれます。
ブログって、結局は**“自分との戦い”**なんです。
他人と比べるんじゃなくて、
「昨日の自分に勝てたか?」ここを毎日チェックしていきましょう。
でも、もっとリアルな話をすると――
どうしても比較したくなるなら、「同ジャンルのライバル」を見てください。
自分と同じテーマで発信している人。
自分が狙っているキーワードで上位に出てくる人。
その人たちをベンチマークして、記事構成やタイトルの作り方、商品導線の置き方を観察しまくる。
それが、精神的にもビジネス的にも、
正しい“比較の使い方”です。
最後に
伝えたいことが多すぎて、ちょっとボリューミーになってしまいました。
でも、それくらい大事なことなので、最後まで読んでくれたらなと思います。
ブログは、正しく取り組めば、誰でも稼げます。
人脈や学歴も必要無し。
在宅で、1人で、今日から始められる。
そんな環境が整っていて、
なおかつ“資産”にもなるなんて――
正直、ブログ以上に優秀なビジネスモデルはそうそう見当たりません。
というわけで、今回お伝えした7つのチェックポイント。
どれか1つでも「やっちゃってた…」と感じたら、そこを見直してみてください。
小さな修正でも、積み重なると確実に未来を変えてくれます。
焦らず、地に足をつけて、
まずは“正しい方向”に足を踏み出しましょう。
ではまた。
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